2008年08月17日

世界の果てU


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世界の果てU

 


世界の終わりとか果てとかいう感覚がないと
ぼくは何も書けないでもそれはいけないこと
なのではないかと思って世界の中心に行こう
としていたでも世界の中心は届きそうで届か
ないなぜなら世界の中心はあるようでないか
ら世界の中心はことばの中にしかないことば
の中にある世界の中心がいつの間にか人の心
の中にできてそしてそれがまるで牢固な世界
の中心になる本当は世界の中心などどこにも
ないのに。

世界の果ては確かにあるなぜなら世界の果て
には何もないから世界の果てはことばのない
ところだからそこでことばを生み出せばそこ
が新しい世界の果てになるそしてそのことば
はすぐに朽ち果てていくから世界の境界はい
つも新しいぼくはそこで世界の果てをいつも
つくりだしながら世界が滅びていくのを感じ
ている。


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2008年08月05日

わたしの世界


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   私の世界

世界が私になり私が世界になる

あなたが私になり私があなたになる
こと

できるのだ
ろうか

生きているものの
息を止めて
壁から生える
白い手足

世界の中心にあなたがいる
世界の中心に私がいる
いのちの数だけ
世界は回る
世界は無数
三千の
鵜を殺し
君死にたもう
ことなかれ

風の音
とんとんとん
誰の音
とんとんとん
お化けの音?
とんとんとん

世界が乾いていく
汗を吸って
世界が濡れていく
汗を流して

世界の体
体の世界
世界の私
私の世界

 

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2008年07月28日

夏草


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   夏草

夏草が伸びて夏木立に絡まる
蔓草が伸びて植木に絡まる
露草 コスモス 名も知れぬ草
伸びる 伸びる

みみずがアスファルトにはいだしてくる
息絶えて蟻が集(たか)っている
いくつものひからびたみみず みみず
空には黒い鳥が舞っている

生命力 生命力
夏の大地がたけっている
強い太陽 真昼の暗黒
草は生長せざるをえなくて生長し
みみずははいずり出さざるをえなくてはいずり出す

生命力 生命力
夏の大地がたけっている
オレンジ色の山百合
去年にはなかった花
斜面の叢においしげる
オレンジ色の模様をもった黒い蝶が
山百合のまわりを飛びちがう

夢か現(うつつ)か風景が歪む
ばら色でもなく悪夢でもなく
謎といえば謎だろう

生命力 生命力
夢を生み出す力が働いている
夏うぐいすが鳴いている

       (20.7.25.)

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2008年07月13日

ことばたち


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   ことばたち

 

明け方の眠りと目覚めのさかい目に
やってくることばたちがある
波のように打ちよせ
そして引き
からだのいたみや
心の不安をたねにして
ことばになっては崩れ
深刻さを装い
凝固し
そして溶け出していく
ことばはこころの海からやってくる
無意識の大海から
打ちよせるわずかな意識が
手あたりしだいに言葉をつかまえ
意味をもつふりをする
目覚めのおそい朝
ぼくはカーテンをしめたまま
紙とえんぴつをさがしてことばをかきつける
生まれてはすぐ消えてしまう夢のような無意識を
ことばにすることが今の私の仕事だと
仕事だと
そんなに気負いこんでいいものなのか
羞恥心ととまどいが別の波を呼ぶ
詩は
人のすべてをたねにして
よろづのことのはとなりける

川の流れがきこえる
目覚めとは
内部の感覚から外部の感覚へ
バランスが移行していくこと
昼も夜も
私は目覚めと眠りを往復し
詩を書き続けている

             (20.7.9.)

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2008年07月07日

夢魔の言葉


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   夢魔の言葉

宇宙が広がり始めたのは
昨日からじゃない
新しいことは
あるもんじゃない
ぼくらは
歩かない
足元にやみを吐き出し
罪の石に躓かない
やみは
一つじゃない
ぼくらも
一つじゃない
覆われて
ぼくらは見えない
けれど
ことばを一つ
忘れない
ちっけった

深刻な人たち
相談している
てるてる坊主が
相談している
結論は
いつもシンプル

罪の
罰の
阿鼻の
叫喚の

悪夢はない
人は人
夢魔は親しい
人は
見知らぬことばを口ずさむ
あいうえお
言葉は
豊かになった

歩いていって
目の前に
人の世は
夢魔の言葉
もう滅びている
人の世は
バクテリアが
増殖している
次があるとは
限らない

人は詩を導く
確かな言葉を
人は知らない

ぼくは書かない
知らぬ間に
脅かされている
ぼくより
早く走る

追いつく前に
しでかしている

駆け抜けるころ
ここにいる
ぼくは

考えている間に
砂漠に
化石が

ふるさとまとめて
勝って
悔しい

           (20.7.7.)

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2008年06月30日

井戸を掘る


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   井戸を掘る

 

 

梅雨の晴れ間の青い空も
重たく茂ったプラタナスの広い葉も
私に井戸を掘らせる

街頭に吹く白い風も
太陽を反射するビルの高い窓も
私に私の奥底に井戸を掘らせる

井戸を掘る
私はただ掘り続ける
言葉という道具で
心という道具で
行動という道具で
そして無という道具で

私の大地は乾いている
植物の少ない荒野原
私は井戸を掘り続ける
こんこんと泉が湧き出るまで

過去を振り返るのはやめよう
他人(ひと)に左右されるのはやめよう
激情や衝動に流されるのはやめよう
私はただ
ひたすらに掘り続ける

新しい
心を動かすものに出会ったら
私はそれで井戸を掘ろう
井戸を掘るのに役立たないものに
かかずらうのはやめよう
少し掘れば少し
多く掘れば多く
私は私の泉に近づくことができる

井戸は私を潤すだけでなく
私のまわりの人々を潤す
私のまわりの世界すべてを潤す
でも私の井戸を掘ることが出来るのは私だけ
ただひたすらに掘り続けなければならない

小石を拾い
土をかきあげ
釣瓶で土を引っ張り上げ
私はただ奥へ、その下へと向かう

水脈に出会ったら
言葉が流れ出すだろう
思想が流れ出すだろう
思考が氾濫するだろう
そして多くの人々の心が潤されるだろう

私は夢見る
そして掘る
言葉という道具で
思いという道具で
詩という道具で
そして 無という道具で

 

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2008年06月23日

虚(そら)に


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   虚(そら)に

 

言葉を残して
消えていく幻
それを人は
詩という言葉で呼ぶ

ありえない
という言葉が
残響となって
青虚(あおぞら)に木霊する
聞いたことのない
歌を歌うきみが
太陽の方向に影をのばして
歩いている

きみは
太陽よりも強い光に照らされて
詩をこの世に送り出した
何も無い世界から
何かある世界へ
なかったものを
ないまま
送り出した

感情とか心とか知恵とか思い出とか
本当はないものを
ないまま
送り出すのは言葉
色も響きも
与えて
ないものの豊かさでこの世を満たす

きみは青葉の蔭で
パンのフルートを吹く
木に漏れる日の光
それはそのまま
きみが生み出した詩

ないものを夢み
ないものを思い出し
ないものを語り
ないものを愛する

ないから
世界を美しくする
世界を深くする
のは
ないものをないまま
動かす力

詩の力
太陽よりも強い

     (20.6.23.夏至の二日後の晴れ間に)

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2008年06月16日

空にある


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   空にある

 

青空に花が咲く
どこからともなく立ちあらわれる
五色の雲が湧く
日の光が踊る

夢を見る夜明け
夢の続きの午前中
白日夢を見る猫の瞳
誰そ彼時に見る逢魔が影

知らぬ間に
現実という名の夢を四六時中見続けてしまった
青い葉陰でうつむくコロボックル
誰も私に気がつかない

白い夢を記す青い万年筆が
見える文字の向こうに見えない文字をつづる
見えない文字を読んでもらおうとして
詩をつれてくる

詩は風を吹かせる
空気のない街に
私の鉛のような手足が一歩一歩前に進むとき
世界はソドムとゴモラのように滅び去る

電信柱がどこまでも伸びていく
世界は一本の電信柱になって
人の意識の闇や光明の中を
どこまでも伸びていく

空にある
ぼくも世界も空にある

 

             (20.6.13.)

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2008年06月09日

バラの弾丸


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   バラの弾丸

 

 

きらきら輝くバラの弾丸を
空気銃に詰めて放つ
バラの弾丸は
君の心に突き刺さる
そこからバラは目覚めて
君の心にトゲつきの花を咲かせる
君の笑顔がトゲだらけの美しい花になったら
僕は指を痛め胸を傷つけながら君を抱く
バラの花に降りた朝露の雫を僕は飲む
君は朝の香りを吸い取られて
夢幻の高原の朝に溜息を咲かせる
ああ ああ
高原のやせた土に咲く真紅のバラ
僕はバラの垣根の横に立ち
うつろい行く空の雷雲を眺める
晴れたかと思うとすぐに深い霧が押し寄せ
清冽な水蒸気が僕の心を浸す
気体の水に洗われる僕の心
バラの君の真紅の花弁に水が降りる

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2008年06月03日

薔薇の季節


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   薔薇の季節

 

薔薇の季節が来たけれども
そこここに アイリスばかりが咲いている

黄色い花
白い花弁
紫色の鶏冠や耳朶のような
誇らかなアイリスばかりが咲いている

あの下町の薔薇屋敷の
蔓薔薇は今頃満開なのだろう
私は田舎町でアイリスに埋もれ
フランスギクと矢車草のベッドに眠っている

梅雨近い気だるい初夏の午後
誰も聞いていないチャイコフスキーが流れ
何度も読んだコミック雑誌のそばに
しまい忘れたストーブ用のライターが落ちている

初夏が来たら
やりたいことはたくさんあったはずなのに
この気だるい午後
やりたいことも前に進むことも
全てが吸収されていく

空気はひんやりとし始め
窓の外には遠い木立に風の抜ける音
その遙か向こうから風に吹き消されそうな踏切の音
私の肘のところにそっぽを向いた目覚まし時計が
ちくたくと独り言を言い続けている

部屋を取り囲む大きな自然
ひだるい午後
ギイギイと鳴く鳥の声
私の午後ははじまりもなく終わりもない
壁に貼ったロートレックのポスターの
酌婦がこちらを振り向きざまふっと微笑む

薔薇の季節が来たけれども
アイリスばかりが咲いている
私の初夏は夢見たような初夏ではなかった
この初夏に
私の声を背骨に響かせて
私はアイリスの詩を読もう
薔薇の詩を読むはずだった私の
アイリスの詩を読もう

              (20.5.28.)

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2008年06月02日

小さな蜜柑


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   小さな蜜柑

掌に乗せて息を吹け
小さな蜜柑
小さな食慾と
小さな性慾の結晶した
小さな蜜柑

遠くで蛤の会話がきこえる
海の匂いが漂ってくる
碁石の滑らかさ
胡粉の美しさ
生きた蛤の海の匂い

小さな蜜柑
私の小さなまんまるの慾望
あなたに届け
あなたの慾望も小さく
呼び起こすように

蛤たちは眠っている
小さな息をしている
大きな慾望に眠りついて
安心した寝息を吐いている

小さな蜜柑が並んで
靖国通りを歩いている
太った蛤は観光バスの
屋上で傘を振り回している

空には真っ赤なミニトマトが
オレンジの種子(たね)を撒いていた

               (20.6.1.)

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2008年05月27日

私は詩を書く


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  私は詩を書く

 

心の奥底
その下のもっと下
体の奥底に流れている
渦まいている
黒い静かな流れに乗せて
私は詩を語る

古い夢が干からび
新しい夢が変形していく体の奥底では
昨日見た夢もサングラスをかけて
怯えながら審判を待つ
三途の川の渡し守のカロンは
六文銭を投げ出して
薔薇の香を大量に焚き
夢たちの不安を一つ一つ叩き割っている

川が流れ出す
白い波が立つ
白い肌をした若い女の夢が
激流に吸い込まれていく
泡の中に沈んでいくヴィーナス
美は生まれたのか 葬られたのか

地獄の渡し守のカロンは凱歌を挙げ
夢のかけらたちを積んで船出する
行く先は地獄ではないらしい
地獄ですらない忘却の淵

夢たち 詩たち
天上の歌をうたう少年たち
幼き友情の絆をうたう歓びの声
高き空で叫ぶ夢
体のあちこちに流れる薔薇のインセンス
私の心の上澄みの
空気よりうすい部分にひびきわたる

いくつもの私がいて
いくつもの夢がある
いくつもの私がいて
いくつもの詩がある
こんなふうに私は
生まれたての詩を書き留めている
立ち止まることはない
振り返ることはない
私は詩を書く
詩を書く間 私は生きているから
ペン先から生まれる言葉
それは全て喜び
悲しいと書いても淋しいと書いても
それはほとばしる喜び
私の心を流れる清冽な水しぶき

右腕が左腕の知らない誰かを知っている
左腕は右腕の知らないため息を知っている
右腕と左腕は仲がわるい
肋骨はいつも胸をいためている

淡い光が射してきた
曇りのち晴れ
今日見た夢は明日はもう思い出
いつまでもどこまでも
私の見る夢が続く

              (20.5.27.)

 

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2008年05月26日

夜汽車


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萩原朔太郎『純情小曲集』より

 

 夜汽車

有明のうすらあかりは
硝子戸に指のあとつめたく
ほの白みゆく山の端は
みづがねのごとくにしめやかなれども
まだ旅びとのねむりさめやらねば
つかれたる電燈のためいきばかりこちたしや。
あまたるきにすのにほひも
そこはかとなきはまきたばこの烟さへ
夜汽車にてあれたる舌には侘しきを
いかばかり人妻は身にひきつめて嘆くらむ。
まだ山科は過ぎずや
空氣まくらの口金をゆるめて
そつと息をぬいてみる女ごころ
ふと二人かなしさに身をすりよせ
しののめちかき汽車の窓より外をながむれば
ところもしらぬ山里に
さも白く咲きてゐたるをだまきの花。

『月に吠える』『青猫』ほど鮮烈ではありませんが、抑えられたポエジーが横溢している佳作です。「みづがね」とは水銀。水銀を流したような静けさ、ということでしょうか。山の端を水銀にたとえることはなかなか出来ないと思います。夜汽車にて荒れたる舌には侘しき、という句にも心を動かされます。

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2008年05月26日

その手は菓子である


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萩原朔太郎の詩集『青猫』より、「その手は菓子である」を朗読します。

 

 その手は菓子である

そのじつにかはゆらしい むつくりとした工合はどうだ
そのまるまるとして菓子のやうにふくらんだ工合はどうだ
指なんかはまことにほつそりとしてしながよく
まるでちひさな青い魚類のやうで
やさしくそよそよとうごいてゐる樣子はたまらない
ああ その手の上に接吻がしたい
そつくりと口にあてて喰べてしまひたい
なんといふすつきりとした指先のまるみだらう
指と指との谷間に咲く このふしぎなる花の風情はどうだ
その匂ひは麝香のやうで 薄く汗ばんだ桃の花のやうにみえる。
かくばかりも麗はしくみがきあげた女性の指
すつぽりとしたまつ白のほそながい指
ぴあのの鍵盤をたたく指
針をもて絹をぬふ仕事の指
愛をもとめる肩によりそひながら
わけても感じやすい皮膚のうへに
かるく爪先をふれ
かるく爪でひつかき
かるくしつかりと押へつけるやうにする指のはたらき
そのぶるぶるとみぶるひをする愛のよろこび はげしく狡猾にくすぐる指
おすましで意地惡のひとさし指
卑怯で快活なこゆびのいたづら
親指の肥え太つたうつくしさと その暴虐なる野蠻性
ああ そのすべすべとみがきあげたいつぽんの指をおしいただき
すつぽりと口にふくんでしやぶつてゐたい いつまでたつてもしやぶつてゐたい
その手の甲はわつぷるのふくらみで
その手の指は氷砂糖のつめたい食慾
ああ この食慾
子供のやうに意地のきたない無恥の食慾。

 

官能的な詩です。官能的でありつつイヤらしくない感じで読めるかどうか、と考えました。

 

山田詠美『ベッドタイム・アイズ』に同じような愛撫の描写がありますが、私はあれを読んでいてもあまりいやらしいという感じがしない。しかし、この朔太郎の描写はいやらしい感じがやっぱりします。それは性欲というものに関し、男のそれは理解できるが女のそれは理解しにくい、ということがあるのかなあ、とも思います。

 

考え方によれば、ここはいやらしく読むべきかもしれないのですが、まあそれはいつでもできるので、とりあえずイヤらしくない感じで読んでみました。さてどちらがいいか。

posted by kous37 at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年05月25日

救い


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  救い

愛と憎しみはよく似ている
どちらも人を傷つける
だから
あなたが私を愛しているのか
あなたが私を憎んでいるのか
私は時々分からなくなる
私があなたを憎んでいるのか
私があなたを愛しているのか
分からなくなるように。

あなたが私を針のように苛む時
私が感じるあなたの思いへの恍惚を
それが愛であるのか憎しみであるのか
誰も知ることはできない
私は私の閉じ込められている
自我という名の牢獄を抜け出して
どこか知らないところであなたと抱き合いたい
私の苦しみや
愛という名の牢獄を抜け出して。

あなたが私を滅ぼすとき
私は切なく感謝する。
だからせめて
私があなたを滅ぼしてあげる。
二人は存在から解き放たれ
どこにもない場所で抱(いだ)きあう
甘美な夢を見ながら消滅していく
後には何も残らない
何も残らないことが救いだ。
誰にも覚えられていない
忘れ去られることが救いだ。

私たちは生々流転して
生まれ代わり死に代わり
愛しあい憎みあい
産まれあい殺しあう
世界が消滅するように私たちも消滅する
消滅することが私たちの
救いなのだ。

           (20.5.24.)

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2008年05月18日

センス・オブ・ワンダー


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   センス・オブ・ワンダー

不思議なことを思う気持ち
それはポエジーを求める私の気持ち
風にそよぐ小枝でさえずる小鳥の気持ち
遠くの空を求めて漂っていく白い雲の気持ち

崖の上で風が吹いている
街の中で木枯らしが眠っている
私の鰐皮が
ひとりでにあくびをはじめる

十字架のキリストは眠り込み
サンピエトロは笑っている
木の葉に刻み込まれた鰯雲の暗号
トルバドーレを私は知らない

自由!自由!自由!自由!
私の叫ぶ声、銅鑼の音
揺れる白い旗、青い靴
玩具の兵隊のような人間の兵隊

越境者は常に迫害されるもの
だから足元を見ずに渡っていく
おびただしい死体の群
死んだ男は処罰され
生きた男は後を向く

深い空 白い雲 茜色の鰯 夢を食う鳥
長々しい阿呆陀羅経の合唱
夢が話しているのが聞こえる
私の鰐皮

     2008.5.18.

 

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2008年05月13日

ありがとうございます。

木馬館館長さん、Leiさん、コメントありがとうございました。

反応が遅れてごめんなさい。読みにきていただいてとても嬉しいです。

どうぞ今後ともよろしくお願いします。

コメント表示は承認制のため、時々ぽかんとしていて気がつかないことがあります。

気がついたら直ちに表示します。どうもご迷惑をおかけします。

posted by kous37 at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年05月11日

言葉を失ったときに生まれる詩を書く


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 言葉を失ったときに生まれる詩を書く

 

言葉を失ったときに生まれる詩を書く
愛を失ったときに生まれる愛を歌う
光を失ったときに見える光に祈る
意識を失ったときに生まれる意識で思う

私が生まれたのは山奥の村
荒れた岩肌の小さな村
女たちは浅黒い顔をし
私は籠に背負われて山の畑に上る
五体投地をしながら前に進む巡礼者
土埃が彼らの上を舞う
私は不思議な物を見つめる気持ちで
丸い目をくりっと動かした
右手の人差し指を口の中に入れて

私の上には大きな空が広がる
空よりも大きなものはない
でもみんな空を見ない
空があるのを本当には知らないから

山奥の岩の大地は貧しい
山羊を飼い山羊の乳を飲み
山羊のチーズを作り
山羊乳の酒を造る

男たちは赤黒い顔をして
酒を飲み歌い騒ぐ
女たちは手拍子に合わせて
大地の女神の歌を歌う

私は籠から外に出て
天幕の外に這って行った
満天の星 大きな月
鏡のような冷たい月の中に
私は自分の心を映した
私の心の中には何もない
煌々と月が照っている
月や星の光を浴びて
月や星の光を呼吸して
私は立ち上がり天幕を出て行った
後には男たちの歌声と
女たちの手拍子が聞こえた

私は知っていたいつかこういう日が来ると
私は知っていた月と星が私を誘い出すと
森にしかいないはずの梟が
岩山の上で私を見ていた
禿鷹は大きく羽ばたいて
自分のねぐらに帰って行った

私は知恵の森に入る
夕暮れに飛ぶ梟が
私の後を飛んで来る
知恵の森の泉の中に
私は私を映し出しに行く

まる三年と六日の間
私は荒野を歩き続け
砂漠と草原を横切って
時には海まで渡ったのだった
梟は
いつも私の後から
何も言わずについてきたが
ときどきホウとか羽ばたきとか
聞こえたような気がしないでもない

知恵と勇気と美と真実と
私は言葉は知らないけれど
それが何であるかは知っていた
私が踏む大地の下で
大地の女神はいつも歌っていたし
私が仰ぐ太陽の彼方で
空の神はいつも手拍子をしていたから

故郷を遠く離れて私は大人になった
大人になった私は歩き続け
いくつもの町を通り過ぎ
いくつもの国を通り過ぎた
人はみな私に関心を持つことはなかったが
私は知っていた人は皆知恵の森のありかを見失っていると

私は世界の果てに来た
大きな海が広がっていた
旅はまだまだ続くのだった
一艘の小舟が漂ってきた
わたしは小舟に乗って大海に乗り出した
梟も何も言わずに波の上を飛んだ
私の旅はまだまだ続く
空はさまざまに表情を変え
海は私に新たなことを教えた
私の旅はまだまだ続く
梟は何も言わずについてくる


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2008年05月05日

不安な夜に僕は生まれて


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   不安な夜に僕は生まれて

不安な夜に僕は生まれて
ラフマニノフのピアノに育まれて
ポーの詩を子守歌と聞き
スーティンの絵を呼吸した

僕の通学路にばら撒かれた中村屋のカレーパンを
ヘンゼルとグレーテルの小鳥たちが啄む
僕は木村屋のあんぱんを探して
ブランドショップの並ぶ裏通りの
ティファニーで夕食を食べた

僕は深呼吸して
僕の失くした<私>を探した
学校に忘れた物は愛
水溜まりに落とした物は恋
あの子に渡したまま返って来なかったものは夢
帰り道に自転車で踏みつぶしてしまったものは憧れ

大事な大事な白い鳥が
僕のポケットから羽ばたいていく
あれは僕の魂
僕は魂と一緒に夜を飛ぶ

魂の翼は大きくて
冷たい夜を僕は飛ぶ
地上に見えるスフィンクスは
もう三年の間新しい謎を考えている
僕は電卓に「melody」と入力し
遠くの空では天使たちがカンタータを歌っている

時間がどんどん逆に回って
僕たちは夕焼けの空を飛んだ
茜色の空に銀ヤンマが飛ぶ
僕の涙がポケットの中で
金色の真珠に変わったとき
夕暮れの空で誰かが確かに
微笑んでいたのだ

僕は精一杯大きく手を振って
人類に別れを告げた
明日から僕は昨日を生きる
昨日は今日より素晴らしい
明日のために生きるのは終わりだ
僕は美しい昨日に生きる

さわやかな青空
湧きあがる白い雲
僕はあまりののどかさに
しゃっくりしながら風邪を引いた

              2008.5.5.

 

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2008年04月29日

ソルシエール

長い間お休みをいただきました。

このページは『蜂蜜壷』と改称して、自作の詩の朗読を中心にお送りしたいと思います。
第1回は、『ソルシエール』。4月29日の未明、フジコ・へミングさんのピアノを聞きながら書きました。

感想等、いただけると嬉しいです。


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   ソルシエール 

 

 

     T

 

暗い音が向こう側の扉を開く
そして誘う軽やかなリズム
一つの音に一つの心
洪水のなかに沈んでいく心
淀みが流れに変わり
ヴェネチアの仮面(マスク)が笑う
いざなう両手の指たち
十人の魔法使い
ピアノのソルシエール

 

やすらぎという名の
朝露の玉がこぼれる
夜が明ける
鶏が鳴く
草むらに一陣の風
跡形もなく
風はわずかに指紋を残して
そして消える
ラ・ソルシエール

 

柔らかに夜が来る
降る星の中
女王が現れる
妖精たちは踊る
愛すべき光の中で
私たちは美しい酒に溺れて
光とともに笑う
優しい影は今にも消えそうで
光はいつも何か言いたげで
そして黙る
光は幻
影は夢
私もまた誰かの見た夢
夜に生まれ 夜に還る者

 

決然とした赤い唇
青いドレス
踏み鳴らすステップ
壁に花咲き
床にシャンパン溢れ
微笑が花束のように贈られる
城館の一陣の夢
遙か彼方の眼差し
夢ではない情熱
ただし現実でもない

 

悲しいことはいつまでも続かない
楽しいことよりは長いけれども
人生ほどは長くない
悲しいことは忘れられない
楽しいことほどじゃないけど
愛の記憶も
夢の幻
静かに思い出す
混沌の中
無我夢中の記憶の中の
薬指の痺れ

 

マティーニグラスのチェリーを
緑色の酒の中から取り出して
月の光に照らしてみる
滴り落ちるのは
甘く苦い音楽
右の人差し指で叩く鍵盤の
忘れられない疼き
聞こえてくる
私は忘れない
音に封印された
幸せの日々
月明かりは本物
あなたの顔を見せてくれるから
潮騒
そして

引いていく波
寄せて押し返す波
いつしか月の光も
天上に帰って行って
私が眠りに落ちるまで
朝は来ない
私が眠りに落ちるまで
夢は覚めない

 

 


     U

夢を見ることは出来るのだろうか
愛をなくしても
夢を見ることは出来るのだろうか
愛を忘れても
蔦の這う城館の小さな窓から
空を飛ぶ鳥を眺める
空を飛ぶことを忘れても
空は飛べるのだろうか
空の青さを忘れても
空はまだ あるのだろうか

 

愛の哀しみ
愛を忘れたのは哀しいからじゃない
愛は狂おしいから
夢のように 現実のように
ありえない

 

歩く 歩く歩く
ステップ ステップステップステップ
そう
前に進め
思い出し 思い出し
歩けることを思い出し
進め 進め 進め
手に手をとって
そう、回る 回る回る
お辞儀をして 右手を差し出し
両手を取って一歩、三歩、二歩
悲しみと 喜びと 虚しさと 激しさと
何もかもが私についてきて
ただひたむきに ひたむきに
踊る
ひたむきさに すずなりに
私も 何もかもが震えて

 

思い出は杉木立の中
二人で歩いたこと
柔らかい光の中
私は転んで
あなたがしゃがんで
あなたが私を抱きしめて
私があなたの胸に顔を埋めて
光は
私たちに知らん顔で
風も木立を鳴らして
何かがこぼれた

 

私たちは歩いた
杉木立の中
どこまでも続く
時間という名のわたしたちの部屋
薄いとばりが降りて
私たちが口づけて
西風が吹いて

 

思い出は
過ぎ去って
現実は
宝石箱のように
光るもの
過去は
テーブルの上で
暖炉の上で
私の時計は回る
反対に

 

今日より昨日
昨日より一昨日
そしてあの時
私たちが子どもに返り
世界が若返っていく
それは決して魔法ではない
現実のマッチを逆に擦ると
灰が炎になり
炎は形になる
死んだ者は若返り
生きている者はすべて
未来という名の過去に葬り去られて
思い出たちがいつまでも
いつまでも
いつまでも踊り続ける

 

           (ソルシエール 20.4.29.)

 

 


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2007年07月24日

しばらく不定期更新にいたします。

しばらく小説を書くことなどのほうに集中したいと思います。今後は不定期更新になりますがまたの機会まで。


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2007年07月17日

今日は芥川賞の選考日。

今日は第137回芥川賞の選考日。夜には発表されます。どんな作品が選ばれるのか楽しみです。


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posted by kous37 at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年07月10日

第34回。ものを書くこと、小説を書くこと。

第34回更新。最近やってること、つまりものを書くこと、小説を書くことについて話しています。よかったら聞いてくださいね。


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2007年07月04日

7月になりました

すみません。今週は忙しくて更新できませんでした。

来週は頑張って更新しますね!

7月にはいりましたが、相変わらずむしむしする梅雨の季節です。

皆さん健康には気を付けてくださいね!

posted by kous37 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年06月26日

第33回。最近はまっていることなど。

第33回更新。

矢沢あい『NANA』にはまってます。そんなことなど。


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posted by kous37 at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年06月19日

第32回更新。映画『恋愛寫眞』の話など。

一週間に一度の更新が定番になってきました。

今日は映画『恋愛寫眞』の話などしています。

とてもいい映画でした。影響されて、←本家の方のトップページの写真を新しくしています。そちらもどうぞみてくださいね。


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2007年06月11日

第31回。新宿近辺をお散歩。

第31回更新。6月は二回目です。

今日は新宿近辺の喫茶店とか散歩道の話。歩き回ると結構楽しいです。


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posted by kous37 at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年06月04日

お待たせしました。第30回更新です。

お待たせしました。のどの調子が悪かったのでしばらくお休みしましたが、久しぶりに第30回更新をします。

この休んでいた期間にどんなことを考え、どんなことをしていたのか、お話しています。人生の時間は長いようで短いですが、その間にどんなことを考えながら自分のやりたいことをやっていくのか、そんなことについてしゃべっています。


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posted by kous37 at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年05月21日

声が出ないので更新できません(泣)

今週は、のどが痛くて声が出ないので更新できません。(泣)

本家のブログの方で、DVD『若草物語』のことを書いています。

そっちの方を、どうぞよろしく。声じゃないけど…

posted by kous37 at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年05月14日

第29回。映画の話。

今回は、好きな映画の話をしています。私はフランス映画が好きなんだなあと改めて思いました。


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posted by kous37 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年05月06日

第28回。美しい魔女、美しい女王、そして美しい羊飼い。

第28回更新です。

連休最終日になりました。今日は雨が降っています。みなさんは今日一日どう過ごされるでしょう。私は、本棚の整理など、家の中を片付けながら、ゆっくり過ごすつもりです。
今日は『フランス幻想民話集』の中のひとつのお話を読んでいます。美しい魔女、美しい女王、そして美しい羊飼い。子どもの頃読んだ、美しくて、幻想的で、そして恐ろしいたくさんのお話を思い出しました。


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posted by kous37 at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年05月05日

第27回更新、「喋り」について。「注目のブログ」選出ありがとうございます。

らじろぐの『注目のブログ』に選んでいただきました。ありがとうございます。

それを記念しまして(笑)、第27回更新では「喋り」ということについて喋ってみました。日常的なおしゃべりと、たとえばラジオ放送の「喋り」とはどう違うか、というようなことについて。「喋り」で何か表現できると楽しいですね。


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それからお知らせです。容量などのこともあり、このポッドキャストは定期的に古い放送のファイルを消去しています。現在のところ、第8回放送、3月20日分以降は聞くことが出来ます。古いほうから順次消していきますので、過去の放送も聴いてみたいと思われる方はご承知おきください。

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2007年05月04日

第26回更新。ケータイの話など。

第26回更新です。今回は、今作ってるケータイサイトの話しなどをしています。ケータイってほんとPCとは全然違う世界ですね。


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posted by kous37 at 02:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年05月02日

携帯サイトを作りました。

携帯用の待受け画像のサイトを作りました。『まなざしとかぜ』です。どうぞよろしくお願いします。
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2007年05月01日

第25回配信。マンガ家さんの話。

第25回配信です。今日はマンガの話、女性マンガ家3人についてお話しています。どちらかというとあまりメジャーではない作家さんたちですが、私がとても影響を受けた人たちです。