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    <title>蜂蜜壷</title>
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      <title>世界の果てⅡ</title>
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      <description>No.98-Track001_0：00-0：57(0：57).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;&amp;nbsp;世界の果てⅡ&amp;nbsp;世界の終わりとか果てとかいう感覚がないとぼくは何も書けないでもそれはいけないことなのではないかと思って世界の中心に行こうとしていたでも世界の中心は届きそうで届かないなぜなら世界の中心はあるようでないから世界の中心はことばの中にしかないことばの中にある世界の中心がいつの間にか人の心の中にできてそしてそれがまるで牢固な世界の中心になる本当は世界の中心などどこにもないのに。世界の果ては確かにあるなぜなら世界の果てには何もないから世界の果てはことばのないところだからそこでことばを生み出せばそこが新しい世界の果てになるそしてそのことばはすぐに朽ち果てていくから世界の境界はいつも新しいぼくはそこで世界の果てをいつもつくりだしながら世界が滅びていくのを感じている。</description>
      <pubDate>Sun, 17 Aug 2008 22:01:36 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>太古、人が人でなかった頃</title>
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      <description>No.97-Track001_0：00-2：46(2：46).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;　　　太古、人が人でなかった頃&amp;nbsp;&amp;nbsp;太古、人が人でなかった頃人は自らの感覚を頼りに生きていた。人には聞こえたのだ、自然の声が遠い雷鳴遠い海鳴遠い山鳴微かな地鳴人には聞こえたのだ、自然の鳴く声が薔薇が開くとき、微かに鳴き声をたてるちち、ちい、ちちヒヤシンスが咲くとき、微かに鳴き声をたてるかさ、かか、かさアラビアのランプが灯され夜光虫が蠢くとき夜にしか咲かない花たちが一斉に呻き声をたてるああう…ううあ…うああ悪夢のような音たちの中で花はこの世にない美しさで咲く女よお前もそうだその美しさのかげに耳を塞ぎたい呻きと叫びを隠しているそれが聞こえない者には毒を含んだ美しさで心臓の血の最後の一滴を絞りつくすまで鷲掴みにするその声を聞いて恐れて近づかない者には軽蔑の笑いさえ与えない魔とは闇から生まれ闇に消えるもの美と同じい無から生まれ無に帰る虚無の産物だが生あるものすべて無から生まれなかったものはない太古、まだ人が人でなかった頃人は自らの生も死も知らず生まれそして死んだ人が声を得、言葉を得、そして心まで得てしまって人は恐れを得、不安を得、そして苦悩までも与えられたのだ人は人があまりに人から離れないために恐れと不安と苦悩を与えられたしかし人はそれに打ち克って人から離れすぎようとしている太古、人が人であった頃人は恐れと不安と苦悩を持ち闇と恐怖を彷徨い歩いた太古、人が人であった頃人はこの世に存在した。&amp;nbsp;</description>
      <pubDate>Mon, 11 Aug 2008 12:46:48 +0900</pubDate>
      <category>詩</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>わたしの世界</title>
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      <description>No.96-Track001_0：00-1：46(1：46).mp3ダウンロード用リンク 　　　私の世界世界が私になり私が世界になる時あなたが私になり私があなたになることはできるのだろうか生きているものの息を止めて壁から生える白い手足世界の中心にあなたがいる世界の中心に私がいるいのちの数だけ世界は回る世界は無数三千の鵜を殺し君死にたもうことなかれ風の音とんとんとん誰の音とんとんとんお化けの音？とんとんとん世界が乾いていく汗を吸って世界が濡れていく汗を流して世界の体体の世界世界の私私の世界&amp;nbsp;</description>
      <pubDate>Tue, 05 Aug 2008 09:12:46 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>夏草</title>
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      <description>No.94-Track001_0：00-1：11(1：11).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;　　‘草夏草が伸びて夏木立に絡まる蔓草が伸びて植木に絡まる露草　コスモス　名も知れぬ草伸びる　伸びるみみずがアスファルトにはいだしてくる息絶えて蟻が集（たか）っているいくつものひからびたみみず　みみず空には黒い鳥が舞っている生命力　生命力夏の大地がたけっている強い太陽　真昼の暗黒草は生長せざるをえなくて生長しみみずははいずり出さざるをえなくてはいずり出す生命力　生命力夏の大地がたけっているオレンジ色の山百合去年にはなかった花斜面の叢においしげるオレンジ色の模様をもった黒い蝶が山百合のまわりを飛びちがう夢か現（うつつ）か風景が歪むばら色でもなく悪夢でもなく謎といえば謎だろう生命力　生命力夢を生み出す力が働いている夏うぐいすが鳴いている　　　　　　　（20.7.25.）</description>
      <pubDate>Mon, 28 Jul 2008 02:46:25 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>堆積</title>
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      <description>No.92-Track001_0：00-0：54(0：54).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;　　　堆積雲が溢れて雨を捨てる心が溢れて歌を捨てる大地が溢れて生命を捨てる捨てられた生命たち捨てられたことも知らずに無邪気に飛び回っている百年の間大地は死ぬことがない少なくとも何億年かは捨てられた生命はわずかな時を生きそして虚空と大地に還っていく生きていた者の記憶死んでしまったものの記憶それは大地に堆積し熱をもって全く別の生命を生み出すぼくが全然ぼくの知らない人であるのは仕方のないことなんだぼくの知らない記憶の堆積からぼくは生まれてきたのだから　　　　　　　　　（20.7.16.）参考：谷川俊太郎『62のソネット』39</description>
      <pubDate>Tue, 22 Jul 2008 00:50:25 +0900</pubDate>
      <category>詩</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>ことばたち</title>
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      <description>No.89-Track001_0：00-1：36(1：36).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;　　　ことばたち&amp;nbsp;明け方の眠りと目覚めのさかい目にやってくることばたちがある波のように打ちよせそして引きからだのいたみや心の不安をたねにしてことばになっては崩れ深刻さを装い凝固しそして溶け出していくことばはこころの海からやってくる無意識の大海から打ちよせるわずかな意識が手あたりしだいに言葉をつかまえ意味をもつふりをする目覚めのおそい朝ぼくはカーテンをしめたまま紙とえんぴつをさがしてことばをかきつける生まれてはすぐ消えてしまう夢のような無意識をことばにすることが今の私の仕事だと仕事だとそんなに気負いこんでいいものなのか羞恥心ととまどいが別の波を呼ぶ詩は人のすべてをたねにしてよろづのことのはとなりける川の流れがきこえる目覚めとは内部の感覚から外部の感覚へバランスが移行していくこと昼も夜も私は目覚めと眠りを往復し詩を書き続けている　　　　　　　　　　　　　（20.7.9.）</description>
      <pubDate>Sun, 13 Jul 2008 23:30:04 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>夢魔の言葉</title>
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      <description>No.88-Track001_0：00-1：46(1：46).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;　　　夢魔の言葉宇宙が広がり始めたのは昨日からじゃない新しいことはあるもんじゃないぼくらは歩かない足元にやみを吐き出し罪の石に躓かないやみは一つじゃないぼくらも一つじゃない覆われてぼくらは見えないけれどことばを一つ忘れないちっけった深刻な人たち相談しているてるてる坊主が相談している結論はいつもシンプル罪の罰の阿鼻の叫喚の悪夢はない人は人夢魔は親しい人は見知らぬことばを口ずさむあいうえお言葉は豊かになった歩いていって目の前に人の世は夢魔の言葉もう滅びている人の世はバクテリアが増殖している次があるとは限らない人は詩を導く確かな言葉を人は知らないぼくは書かない知らぬ間に脅かされているぼくより早く走る追いつく前にしでかしている駆け抜けるころここにいるぼくは考えている間に砂漠に化石がふるさとまとめて勝って悔しい　　　　　　　　　　　（20.7.7.）</description>
      <pubDate>Mon, 07 Jul 2008 19:28:49 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>井戸を掘る</title>
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      <description>No.87-Track001_0：00-2：31(2：31).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;&amp;nbsp;　　≧戸を掘る&amp;nbsp;&amp;nbsp;梅雨の晴れ間の青い空も重たく茂ったプラタナスの広い葉も私に井戸を掘らせる街頭に吹く白い風も太陽を反射するビルの高い窓も私に私の奥底に井戸を掘らせる井戸を掘る私はただ掘り続ける言葉という道具で心という道具で行動という道具でそして無という道具で私の大地は乾いている植物の少ない荒野原私は井戸を掘り続けるこんこんと泉が湧き出るまで過去を振り返るのはやめよう他人（ひと）に左右されるのはやめよう激情や衝動に流されるのはやめよう私はただひたすらに掘り続ける新しい心を動かすものに出会ったら私はそれで井戸を掘ろう井戸を掘るのに役立たないものにかかずらうのはやめよう少し掘れば少し多く掘れば多く私は私の泉に近づくことができる井戸は私を潤すだけでなく私のまわりの人々を潤す私のまわりの世界すべてを潤すでも私の井戸を掘ることが出来るのは私だけただひたすらに掘り続けなければならない小石を拾い土をかきあげ釣瓶で土を引っ張り上げ私はただ奥へ、その下へと向かう水脈に出会ったら言葉が流れ出すだろう思想が流れ出すだろう思考が氾濫するだろうそして多くの人々の心が潤されるだろう私は夢見るそして掘る言葉という道具で思いという道具で詩という道具でそして　無という道具で&amp;nbsp;</description>
      <pubDate>Mon, 30 Jun 2008 22:33:13 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>虚（そら）に</title>
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      <description>No.85-Track001_0：00-1：39(1：39).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;　　　虚（そら）に&amp;nbsp;言葉を残して消えていく幻それを人は詩という言葉で呼ぶありえないという言葉が残響となって青虚（あおぞら）に木霊する聞いたことのない歌を歌うきみが太陽の方向に影をのばして歩いているきみは太陽よりも強い光に照らされて詩をこの世に送り出した何も無い世界から何かある世界へなかったものをないまま送り出した感情とか心とか知恵とか思い出とか本当はないものをないまま送り出すのは言葉色も響きも与えてないものの豊かさでこの世を満たすきみは青葉の蔭でパンのフルートを吹く木に漏れる日の光それはそのままきみが生み出した詩ないものを夢みないものを思い出しないものを語りないものを愛するないから世界を美しくする世界を深くするのはないものをないまま動かす力詩の力太陽よりも強い光　　　　　(20.6.23.夏至の二日後の晴れ間に）</description>
      <pubDate>Mon, 23 Jun 2008 13:20:47 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>空にある</title>
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      <description>No.84-Track001_0：00-1：19(1：19).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;　　　空にある&amp;nbsp;青空に花が咲くどこからともなく立ちあらわれる五色の雲が湧く日の光が踊る夢を見る夜明け夢の続きの午前中白日夢を見る猫の瞳誰そ彼時に見る逢魔が影知らぬ間に現実という名の夢を四六時中見続けてしまった青い葉陰でうつむくコロボックル誰も私に気がつかない白い夢を記す青い万年筆が見える文字の向こうに見えない文字をつづる見えない文字を読んでもらおうとして詩をつれてくる詩は風を吹かせる空気のない街に私の鉛のような手足が一歩一歩前に進むとき世界はソドムとゴモラのように滅び去る電信柱がどこまでも伸びていく世界は一本の電信柱になって人の意識の闇や光明の中をどこまでも伸びていく空にあるぼくも世界も空にある&amp;nbsp;　　　　　　　　　　　　　(20.6.13.)</description>
      <pubDate>Mon, 16 Jun 2008 15:30:51 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>バラの弾丸</title>
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      <description>No.80-Track001_0：00-1：09(1：09).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;　　　バラの弾丸&amp;nbsp;&amp;nbsp;きらきら輝くバラの弾丸を空気銃に詰めて放つバラの弾丸は君の心に突き刺さるそこからバラは目覚めて君の心にトゲつきの花を咲かせる君の笑顔がトゲだらけの美しい花になったら僕は指を痛め胸を傷つけながら君を抱くバラの花に降りた朝露の雫を僕は飲む君は朝の香りを吸い取られて夢幻の高原の朝に溜息を咲かせるああ　ああ高原のやせた土に咲く真紅のバラ僕はバラの垣根の横に立ちうつろい行く空の雷雲を眺める晴れたかと思うとすぐに深い霧が押し寄せ清冽な水蒸気が僕の心を浸す気体の水に洗われる僕の心バラの君の真紅の花弁に水が降りる</description>
      <pubDate>Mon, 09 Jun 2008 01:03:36 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>薔薇の季節</title>
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      <description>No.78-Track001_0：00-2：06(2：06).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;　　　薔薇の季節&amp;nbsp;薔薇の季節が来たけれどもそこここに アイリスばかりが咲いている黄色い花白い花弁紫色の鶏冠や耳朶のような誇らかなアイリスばかりが咲いているあの下町の薔薇屋敷の蔓薔薇は今頃満開なのだろう私は田舎町でアイリスに埋もれフランスギクと矢車草のベッドに眠っている梅雨近い気だるい初夏の午後誰も聞いていないチャイコフスキーが流れ何度も読んだコミック雑誌のそばにしまい忘れたストーブ用のライターが落ちている初夏が来たらやりたいことはたくさんあったはずなのにこの気だるい午後やりたいことも前に進むことも全てが吸収されていく空気はひんやりとし始め窓の外には遠い木立に風の抜ける音その遙か向こうから風に吹き消されそうな踏切の音私の肘のところにそっぽを向いた目覚まし時計がちくたくと独り言を言い続けている部屋を取り囲む大きな自然ひだるい午後ギイギイと鳴く鳥の声私の午後ははじまりもなく終わりもない壁に貼ったロートレックのポスターの酌婦がこちらを振り向きざまふっと微笑む薔薇の季節が来たけれどもアイリスばかりが咲いている私の初夏は夢見たような初夏ではなかったこの初夏に私の声を背骨に響かせて私はアイリスの詩を読もう薔薇の詩を読むはずだった私のアイリスの詩を読もう　　　　　　　　　　　　　　(20.5.28.)</description>
      <pubDate>Tue, 03 Jun 2008 05:13:59 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>小さな蜜柑</title>
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      <description>No.77-Track001_0：00-1：07(1：07).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;　　　小さな蜜柑掌に乗せて息を吹け小さな蜜柑小さな食慾と小さな性慾の結晶した小さな蜜柑遠くで蛤の会話がきこえる海の匂いが漂ってくる碁石の滑らかさ胡粉の美しさ生きた蛤の海の匂い小さな蜜柑私の小さなまんまるの慾望あなたに届けあなたの慾望も小さく呼び起こすように蛤たちは眠っている小さな息をしている大きな慾望に眠りついて安心した寝息を吐いている小さな蜜柑が並んで靖国通りを歩いている太った蛤は観光バスの屋上で傘を振り回している空には真っ赤なミニトマトがオレンジの種子（たね）を撒いていた　　　　　　　　　　　　　　　(20.6.1.)</description>
      <pubDate>Mon, 02 Jun 2008 05:02:56 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>私は詩を書く</title>
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      <description>No.75-Track001_0：00-2：51(2：51).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;　　私は詩を書く&amp;nbsp;心の奥底その下のもっと下体の奥底に流れている渦まいている黒い静かな流れに乗せて私は詩を語る古い夢が干からび新しい夢が変形していく体の奥底では昨日見た夢もサングラスをかけて怯えながら審判を待つ三途の川の渡し守のカロンは六文銭を投げ出して薔薇の香を大量に焚き夢たちの不安を一つ一つ叩き割っている川が流れ出す白い波が立つ白い肌をした若い女の夢が激流に吸い込まれていく泡の中に沈んでいくヴィーナス美は生まれたのか　葬られたのか地獄の渡し守のカロンは凱歌を挙げ夢のかけらたちを積んで船出する行く先は地獄ではないらしい地獄ですらない忘却の淵夢たち　詩たち天上の歌をうたう少年たち幼き友情の絆をうたう歓びの声高き空で叫ぶ夢体のあちこちに流れる薔薇のインセンス私の心の上澄みの空気よりうすい部分にひびきわたるいくつもの私がいていくつもの夢があるいくつもの私がいていくつもの詩があるこんなふうに私は生まれたての詩を書き留めている立ち止まることはない振り返ることはない私は詩を書く詩を書く間　私は生きているからペン先から生まれる言葉それは全て喜び悲しいと書いても淋しいと書いてもそれはほとばしる喜び私の心を流れる清冽な水しぶき右腕が左腕の知らない誰かを知っている左腕は右腕の知らないため息を知っている右腕と左腕は仲がわるい肋骨はいつも胸をいためている淡い光が射してきた曇りのち晴れ今日見た夢は明日はもう思い出いつまでもどこまでも私の見る夢が続く　　　　　　　　　　　　　　(20.5.27.)&amp;nbsp;</description>
      <pubDate>Tue, 27 May 2008 07:17:18 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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      <title>夜汽車</title>
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      <description>No.73-Track001_0：00-1：13(1：13).mp3ダウンロード用リンク &amp;nbsp;萩原朔太郎『純情小曲集』より&amp;nbsp;　夜汽車有明のうすらあかりは硝子戸に指のあとつめたくほの白みゆく山の端はみづがねのごとくにしめやかなれどもまだ旅びとのねむりさめやらねばつかれたる電燈のためいきばかりこちたしや。あまたるきにすのにほひもそこはかとなきはまきたばこの烟さへ夜汽車にてあれたる舌には侘しきをいかばかり人妻は身にひきつめて嘆くらむ。まだ山科は過ぎずや空氣まくらの口金をゆるめてそつと息をぬいてみる女ごころふと二人かなしさに身をすりよせしののめちかき汽車の窓より外をながむればところもしらぬ山里にさも白く咲きてゐたるをだまきの花。『月に吠える』『青猫』ほど鮮烈ではありませんが、抑えられたポエジーが横溢している佳作です。「みづがね」とは水銀。水銀を流したような静けさ、ということでしょうか。山の端を水銀にたとえることはなかなか出来ないと思います。夜汽車にて荒れたる舌には侘しき、という句にも心を動かされます。</description>
      <pubDate>Mon, 26 May 2008 22:48:16 +0900</pubDate>
      <category>日記</category>
      <author>kous37</author>
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